補聴器のお手入れ方法 ~耳かけ型補聴器 フックタイプ~
公開日:
耳に装着する補聴器には耳あかなどの汚れ、汗や湿気が付着しています。補聴器を長く使用するためには、毎日のお手入れが大切です。丁寧にお手入れし、大切に使っていただくと、補聴器を長く使用することができます。
今回はご自身でできる耳かけ型補聴器 フックタイプのお手入れ方法をご紹介します。
耳かけ型補聴器 フックタイプのお手入れ方法
補聴器本体についている汚れ、汗や湿気を取り除きます。
用意するもの:乾いた布、綿棒
① 補聴器本体から電池を取り出します。
② 本体と電池についた汚れ、汗や湿気を乾いた布などで拭き取ります。
③ 綿棒で、電池ホルダー内側の汚れ、汗や湿気を拭き取ります。
耳せんやイヤモールドのお手入れ方法
耳せんやイヤモールドには耳あかや汚れが付きやすく、補聴器から音が出なくなるなどの不具合を防止するためにお手入れをして下さい。
用意するもの:乾いた布、ティッシュペーパー
① 耳せんやイヤモールドの汚れは、乾いた布などで拭き取ります。
② 汚れがひどいときには、フックから取り外してぬるま湯などで洗い落します。
③ チューブの中に残った水分は、こより状にしたティッシュペーパーで吸い取ります。
④ 水分を取り終わりましたら、フックにチューブをしっかりと差し込みます。
補聴器と電池の保管方法
補聴器には、お手入れだけでは取りのぞけない水分が残ることがあります。お手入れが終わりましたら「乾燥ケース(別売)」での保管をおすすめします。
空気電池は、乾燥させると劣化が早まります。補聴器から取り出して、上ぶたの電池収納スペースに入れてください。