補聴器の価格の違いとは?

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補聴器の価格は、高価なものからお求めになりやすいものまで様々で、いくらくらいのものを購入すればよいか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、補聴器の価格の違いについてご紹介いたします。

機能の違い

補聴器には、より聞きとりやすくするための機能や快適に使うための機能など、多くの機能があります。同じ形状の補聴器でも、搭載されている機能が多いほど価格が高くなります。
また、聴力に合わせて細かく調整できる補聴器ほど価格が高くなります。

補聴器の主な機能

【デジタル機能】
機種によって、騒音抑制、ハウリングキャンセラー、音声強調、衝撃音低減などの機能を搭載しています。
最近の補聴器では、AIを利用した機能を搭載しているものもあります。

【音質調整】
補聴器は高い音から低い音まで、いくつかの周波数帯域ごとに分割して処理しています。
この分割の数(バンド数)が多いほど、聴力に合わせた細かな調整ができます。

【スマートフォン対応】
スマートフォンで音質やデジタル機能を調整することができます。

【指向性】
マイクを複数搭載することにより、入ってきた音の方向を把握、処理します。
会議中など、複数の人と会話する際に、正面の会話音声を聞き取りやすくします。

※搭載されている機能は、補聴器の機種によって異なります。

形の違い

補聴器にはいろいろな形状がありますが、大きく分けると、耳あな型、耳かけ型、ポケット型の3種類です。
使用する人の耳に合わせてつくるオーダーメイドの耳あな型は、他のタイプに比べ一般的に高価になります。反対にポケット型は、細かな調整ができず、機能も少ないものが多いため、比較的お求めになりやすい価格です。

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耳あな型補聴器

自分の耳にぴったり収まり、マイクが耳の穴に位置するため、自然に近い状態で音をとらえることができます。

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耳かけ型補聴器

種類が多く、価格も幅広く揃っています。カラーバリエーションも豊富です。

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ポケット型補聴器

スイッチやボリュームの操作部分が大きく、手元で見ながら操作できます。

今回は補聴器の価格の違いについてご紹介しました。
一般的に、価格の高い補聴器は多くの機能が搭載されていますが、「高価であれば、どなたにでもあう」というわけではありません。聴力に合うもの、使う環境に合うもの、お悩みに対して必要な機能が備わっているものを選びましょう。
補聴器販売店では、聴力や使用環境、使い勝手などに合わせながら、ご予算に応じた補聴器をお選びします。お気軽にご相談ください。

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myRIONET 編集部

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