補聴器をなくしてしまったら・・・
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万が一、大切な補聴器をなくしてしまったらどうすればよいでしょうか?
最近の補聴器は小型化も進んでいて、探すのは大変です。
そこで今回は、なくした補聴器の探し方をご紹介いたします。
まず、身の回りから
なくなった補聴器は、多くの場合、カバンや服のポケットの中、ご自宅などで発見されます。
冷静になって記憶をだどり、思い当たる場所を探してみてください。
なお、スマートフォンアプリに対応した一部の機種では、補聴器を紛失してしまったときに、スマートフォンと最後に通信していた
※1補聴器の電源が入っていない場合や、スマートフォンと補聴器の距離が離れている等によって補聴器とスマートフォンが接続されていない場合は、「補聴器とスマートフォンが最後に切断された場所」を表示します。
外出先でなくしてしまったら
もし補聴器を外出先でなくしてしまった場合は、警察に遺失物届けの届出をしてください。
親切な方が拾って警察に届けてくれていることがあります。
新たな取り組みも
補聴器メーカーは個々の補聴器の出荷先(補聴器販売店など)を製造番号で管理※2し、同様に補聴器販売店も誰に販売したかを製造番号で管理※2しています。
そして、この製造番号は補聴器本体にも印字されており、補聴器のメーカー名と製造番号がわかれば、補聴器メーカーから補聴器販売店を通じてその補聴器の持ち主を見つけることが可能です。
これを利用したのが、警察庁と日本補聴器販売店協会、日本補聴器工業会が連携して運用されている補聴器の落とし物を持ち主に届ける取り組みです。
この取り組みにより、補聴器の持ち主が判明した場合には、補聴器販売店から補聴器の持ち主あてに連絡があります。
※2「管理医療機器」に該当する補聴器は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(薬機法)において、“副作用又は機能の障害が生じた場合において人の生命及び健康に影響を与えるおそれがあることからその適切な管理が必要なもの”とされています。
補聴器の落とし物を持ち主に届ける取り組みの流れ
- 落とし物の補聴器が、警察署または交番等に届けられる
- 警察が補聴器メーカーに問い合わせ、製造番号をもとに補聴器販売店を確認
- 警察または補聴器メーカーから補聴器販売店へ連絡
- 補聴器販売店から補聴器の持ち主へ連絡
いかがでしたか?
今回は、なくした補聴器の探し方をご紹介いたしました。
難聴の方にとって補聴器はなくてはならないもの。いつも決まった場所に置くようにするなど、補聴器をなくさないよう日ごろから心がけるようにしましょう。
今回は、なくした補聴器の探し方をご紹介いたしました。
難聴の方にとって補聴器はなくてはならないもの。いつも決まった場所に置くようにするなど、補聴器をなくさないよう日ごろから心がけるようにしましょう。